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機械摘みの実力③よい茶葉を買うために

2019/11/7 更新

機械摘みを買う前に知っておきたい3つのポイント

機械摘みは台湾茶を販売するほとんどの店で取り扱いがあります。美味しい機械摘みを手にするために、これだけは知っておきましょう。

1.粒の大きさが重要ではない

機械摘みは全体に粒が小さめで、大きい粒と小さい粒が混じっています。同じグラム数を計量すると、機械摘みの方が手摘みよりも粒数が多くなります。品質鑑定の世界では、粒が多いことを「味わいの構成要素が多い」と考えます。つまり、粒の大きさだけでお茶の良し悪しが決まることはありません。実際、手摘みよりも美味しい機械摘みはいっぱいあります。

2.機械摘みが安い理由を理解する

機械摘みの値段は手摘みの3分の1ほど。機械摘みが安い理由は、品質が劣るからではありません。単純に生産コストが安いからです。抽出の違いで言えば、機械摘は葉面が切断されるため1煎目からしっかりした茶湯が得られます。抽出の良さは機械摘みの大きなメリットです。1煎目だけの比較でいえば、機械摘みの方が手摘みよりも好印象ということはよくあります。

3.お店の力量は機械摘みに現れる

正しい機械摘みが選べないお店に高級な手摘みは選べません。なぜなら、機械摘みの鑑定方法は手摘みのそれと全く同じだからです。機械摘みは良いお茶とわるいお茶の差が大きいので、時々とんでもない機械摘みに遭遇することがあります。こういうお店は要注意です。試飲ができないお店では、最も安価な機械摘みからテストすることをおすすめします。

機械摘みは本当は安くておいしい

機械摘みのイメージは変わりましたか?機械摘み=まずいと思い込んでいた方は、これまでもったいないことをしてきました。機械摘みは本来コストパフォーマンスに優れた素晴らしいお茶です。

機械摘みと手摘みを上手に使い分けることで、充実した台湾茶ライフをお楽しみください。

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