梅山金萱茶
口に含んだ瞬間、バニラを思わせる甘やかで厚みのある香りが、ふわりと広がります。続いて、南国果実や完熟したバナナを連想させる金萱種らしいコクのある甘さが、口いっぱいに満ちていきます。
味わいの芯がはっきりしていて、茶液に力があります。舌の上で広がる甘さは軽いだけでなく、喉へと届くころには、「喉が喜ぶ」という表現が自然と浮かぶほどの充実感です。
中海抜産らしい、ふくよかさと安定感のある味わいで、金萱という品種の個性を、正面から、そ分かりやすく伝えてくれる一杯。
まずはこのお茶で、金萱の世界にしっかりと足を踏み入れていただきたい。そんな主張が静かに伝わってくる、存在感のある仕上がりです。
梅山と阿里山。同じ【金萱】という品種でも、育った環境が変わることで、ここまで味わいの路線が変わります。そんな発見を楽しめる、今季ならではの飲みくらべです。
2つの金萱を行き来しながら、それぞれの魅力をじっくり味わってみてください。(2026年2月7日入荷)