たいわんこうちゃ・さんきょうちゃく

台湾紅茶・三峡茶区

台湾産の紅茶を飲んだことがありますか?

台湾では、アッサム紅茶は寝かせてから飲む習慣があります。当店も収穫年のベストロットを選抜した後、1年以上休ませて、口当たりが柔らかく、のどが潤うような甘みが膨らむのを待ってから発売しています。

食事にも、アフタヌーンティーにも。毎日飲みたくなる、ホッとする味わいです。

店主のコメント

茶湯はきれいなワインレッド。砂糖を入れてないのに、ほんのり甘く、すーっと身体に浸透します。毎日の食事はもちろん、コク深いアッサム種はミルクティーにも。1~2年寝かせると蜜糖を思わせるコクが芽生えます。味の移ろいにも注目しましょう。(2024年9月16日入荷)

中国茶の本場から
紅茶の本当のおいしさ、楽しみ方を伝えたい

台湾紅茶は、日本統治時代にインド・アッサム地方から阿薩姆(アッサム)種の苗木を導入して栽培が始まりました。

3年に渡るリサーチの末、店主が選び抜いたのは台湾北部、台北縣三峡鎮の紅茶でした。

緑茶(碧螺春・龍井)やジャスミン茶と同じく、近年は安価な輸入紅茶に市場を奪われ、台湾紅茶の製茶量は減り続けています。価格面では世界には対抗できませんが、品質を最優先することで台湾国内、そして日本で着実にファンを増やしてきています。

台湾茶にはよく知られた法則があります。よい茶葉は寝かせるほどに味がよくなり、わるい茶葉はますます劣化してきます。正しいロットを選べたかどうかは時間が教えてくれます。

正しい台湾紅茶は、黒糖を彷彿とさせるほど甘く円熟した厚みが感じられます。茶湯は良質なプーアル茶のような輝くワインレッドです。安定度が高いので1煎だけでなく、2煎目以降も楽しめます

台湾紅茶の魅力をたっぷりお楽しみください。

お茶のデータ
商品名称 台湾紅茶・三峡茶区
たいわんこうちゃ・さんきょうちゃく
生産地 台北縣三峡鎮
茶樹の品種 阿薩姆(アッサム)
摘茶時期 2025-26年Lot:2023年春
茶園の海抜 300m
発酵度 全発酵+後発酵
烘焙程度
推奨茶器 磁器製の茶壺・急須、蓋碗、紅茶用ポット、マグカップ、グラス
茶葉の分量 茶壺・急須・蓋碗 → 底が隠れる程度
紅茶用ポット → スプーン1杯
マグカップ、グラス → スプーン0.5杯
お湯の温度 95~100℃前後
時間の目安
(95℃)
茶壺、急須 → 40秒
蓋碗、紅茶用ポット、マグカップ → 蓋をして60秒
(2煎目 -20秒、以降 +30秒ずつ)
台湾紅茶・三峡茶区の2つの楽しみ方

100度の熱湯で淹れる → 香りを楽しむならこの方法が一番です。他産地の紅茶と同じ要領で、茶器を十分に温めてから淹れてください。

95度の湯で淹れる → 火を止めて泡が消えるくらいの水温です。濃く淹れるとより上品な甘みが引き出され、牛乳との相性が増します。

ワンポイントアドバイス

東方美人を半量合わせて作るゼリーも美味しいですよ。東方美人の桃系の甘みと台湾紅茶の深みがマッチします。レモン風味のシロップがおすすめ。

よくある質問
台湾紅茶の新茶はいつ入りますか?
台湾紅茶の魅力は熟成です。砂糖を入れなくても甘く、ミルクに負けないコクが芽生えるのに1~2年かかります。熟成中のロットを複数確保していますので、発売をお楽しみになさってください。

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