うめやまきんせんちゃ

梅山金萱茶

金萱のミルク香が好きな方におすすめの台湾茶です。味わいに力点が置かれ、口奥から喉のあたりで包容力ある金萱香を愉しめます。濃密な旨みと相まってバニラ香とも評されます。新茶はキリッと美味しく、熟成につれて味わいは丸みを帯びていきます。

中海抜の金萱茶はミルク香が強く現れます。高山茶区より製茶量が多いためお求めやすいのもメリットです。一方、金萱は特に中海抜で品質の差が大きい品種でもあります。専門店の力量が試されるお茶とも言えるでしょう。

茶葉鑑定を学んだ店主がセレクトしました。安心してお召し上がりいただけます。

新茶レポート

樹上で熟したブドウのようにみずみずしく甘い滋味が広がります。茶葉の旨みを舌の上で愉しんだら、続いて金萱のバニラ香が追いかけてきます。きちんと美味しく、きちんと香る。これが中海抜の金萱茶の愉しみ方です。ふわっと抜ける金萱香がお好みの方は高山金萱茶をおすすめします。(2019/1/19発売)

お気に入りに登録

あなたが飲んでる金萱
100%本物だと断言できますか?

梅山郷は台湾中部に位置し、東には阿里山郷が接しています。海抜90mから1815mに渡る起伏に富んだ地形で、傾斜地を中心に茶園が広がります。澄みわたったおいしい空気と美しい景観でも有名で、の季節になると全国から観光客が押し寄せます。愛玉(オーギョーチ)栽培でも名高い地区です。

金萱は1981年に台農8号と硬枝紅心の交雑により生まれた新品種で、台茶12号とも呼ばれます。実験ナンバー「2027」で分かる方は、かなりの台湾茶通に違いありません。

梅山茶区は台湾の中でも製茶技術が高いことで知られます。他茶区から製茶・焙煎を託されることも多いです。しかし、梅山の専業焙煎師は決まって言います。「見た目に同じようでも、気候や土壌の違いから水分や繊維質が微妙に異なる。やはり自分は梅山の茶しか焙煎できない」

金萱は生育にばらつきが少なく、機械摘に適した品種です。当店は旨みを湛えた手摘みにこだわり、茶葉の色、形がよいロットを選りすぐりました。シーズンごとに最も穏定性にすぐれた1ロットを入荷しています。

人工香料でむせ返るような金萱が広く出回っていますが、そもそも良品は香料でごまかす必要がありません。人工香料の識別法は阿里山高山金萱茶のページをご覧ください。どうぞ本物の金萱茶をお召し上がりください。

お茶のデータ
商品名称 梅山金萱茶
うめやまきんせんちゃ
生産地 嘉義縣梅山郷
茶樹の品種 金萱
摘茶時期 2018年冬茶:10月下旬
2018年春茶:4月中旬
茶園の海抜 700m~1100m
発酵度 軽~中発酵
烘焙程度 強めの軽焙火
推奨茶器 磁器または陶土製の茶壺・急須、蓋碗、マグカップ、グラス
茶葉の分量 茶壺・急須・蓋碗 → 4分の1
マグカップ、グラス → スプーン0.5杯
お湯の温度 95℃前後
時間の目安
(95℃)
茶壺、急須 → 40秒
蓋碗、マグカップ、グラス → 蓋をして45秒
(2煎目 -10秒、以降 +15秒ずつ)
梅山金萱茶の2つの楽しみ方

茶壺・急須で淹れる → 全ての茶器を充分温めてから、少し高い位置からお湯をゆっくり回しかけ、蓋をして蒸らします。茶杯に入っているお湯もかけてあげると、茶器の温度が下がらず、茶葉の開きがよくなります。

蓋碗で淹れる → 金萱のように香りが強いお茶は、蓋碗を使うと特徴がよく引き出せます。ゆっくりときれいに開く茶葉の形状からも、品質の良さが確認できます。

ワンポイントアドバイス

阿里山高山金萱茶は鼻先にやさしい甘みを感じることができます。樟樹湖高山金萱茶はキンモクセイのニュアンス。個性の違いをお楽しみください。

よくある質問
金萱も熟成を楽しめますか?
金萱はたいへん熟成向きです。発酵した樟樹湖高山金萱茶はフルーツのような芳しさが、中海抜の梅山金萱茶は地に足のついたミルキーさが感じられます。

お茶に関するQ&Aはこちら