とうちょううーろんちゃ・チンシャン
凍頂烏龍茶・清香 [軽火]
台湾で茶葉鑑定を学んだ店主が選びました。他店を圧倒する美味しさを保証します。
黄金に輝く茶湯は旨みたっぷり。口当たりはやわらかく、花香が口いっぱいに広がります。1回焙煎したら7日ほど水分循環を待って、再び焙煎を施します。こうして安定度の高いお茶が完成します。職人魂を五感で味わってください。
新茶レポート
太陽の光が降り注ぐ茶園の光景が、頭の中に広がります。大地の力を感じる、正直な味わいです。
花香の中に感じるライチのようなトロピカルな風合いが、ほどよい抜け感を演出し、気持ちよく後を引きます。(2024年9月28日発売)
専門店が本気で選んだ凍頂烏龍茶は、ここまで違います
台湾茶専門店の看板商品、凍頂烏龍茶。清香とは、青心烏龍種の清々しい花香を指します。
鹿谷郷は凍頂烏龍茶の故郷です。土質がよく、歴史に裏打ちされた製茶技術は他茶区の追随を許しません。新興茶区の茶師が研修にやってくるほどです。
惜しみない茶園管理で育てた3~5年の茶樹が主役です。生長力が強く、枝や葉もまだ少ないので、一枚一枚の葉に養分がよく行き届きます。涼しい気温と強い太陽光の日を待って、ていねいに手摘みしました。
何煎も淹れられるので茶器は小さいものがおすすめ。茶壺に使う茶葉の量は、3~4煎目で茶器のふたに届くぐらいが目安です。
中国茶の茶器がなくても大丈夫。マグカップに小さじ1杯(数粒)、そして熱湯を注ぐだけで完成。茶葉が少しずつ広がっていきます。少量の茶葉でも、差し湯で丸一日お愉しみいただけます。
味、香りのバランスが良く、台湾茶デビューにぴったり。甘みのある梅山金萱茶もおすすめです。焙煎度の異なる凍頂烏龍茶・懐郷[中火]もお試しください。
店主が選んだ本物の凍頂烏龍茶をご堪能ください。
お茶のデータ
商品名称 | 凍頂烏龍茶・清香 [軽火] とうちょううーろんちゃ・チンシャン |
生産地 | 南投縣鹿谷郷 |
茶樹の品種 | 青心烏龍 |
摘茶時期 | 2024年春茶:4月下旬 |
茶園の海抜 | 700m |
発酵度 | 中発酵(20-30%) |
烘焙程度 | 軽焙火(二次火) |
推奨茶器 | 陶土製の茶壺・急須、蓋碗、マグカップ、グラス |
茶葉の分量 | 茶壺・急須・蓋碗→4分の1弱 マグカップ、グラス→スプーン0.5杯 |
お湯の温度 | 95℃前後 |
時間の目安 (95℃) |
茶壺、急須→40秒 蓋碗、マグカップ→蓋をして50秒 (2煎目-5秒、以降+10秒ずつ) |
1煎目は捨てるべきですか?
お召し上がりください。1煎目は不味いから捨てるというのは誤りです。1煎目が美味しくないお茶は何煎淹れてもおいしくありません。茶道界には1煎目を茶器を温めるために使う人もいます。→台湾茶Q&A
凍頂烏龍茶・清香の2つの楽しみ方
95℃の熱湯で淹れる → 全ての茶器を充分温めてから、少し高い位置からお湯をゆっくり回しかけ、蓋をして蒸らします。茶杯に入っているお湯もかけてあげると、茶器の温度が下がらず、茶葉の開きがよくなります。
マグカップで淹れる → 先に熱湯でカップを1分以上温めておきましょう。淹れるときは皿などで蓋をすると、茶葉がよく蒸れて香りがアップします。
ワンポイントアドバイス
烏龍茶の成分は徐々に抽出されます。茶器のお湯をきちんと切ることにより、少しの茶葉で何煎でもおいしくいただけます。