たいわんこうちゃ・つるおかちゃく

台湾紅茶・鶴岡茶区

2017年冬に完成した台湾紅茶を寝かせていました。台湾では、紅茶は滋味が落ち着いてから販売されます。待つこと1年半、陳味と呼ばれる熟成味が芽生えました。いよいよお披露目です。

茶湯はクリーンで雑味はありません。砂糖を入れてないのにほんのり甘く、すーっと身体に浸透します。コク深いアッサム種はミルクとの相性も良いです。毎日の食事にもぴったり。どんなシチュエーションでも楽しめる台湾茶です。

新茶レポート

味わいが乗ってきました。蜜糖を思わせるコクが身体に優しくなじみ、毎日でも飲みたくなる美味しさです。陳味と呼ばれる熟成味をお愉しみ下さい。茶湯は一見濃く見えますが、透明度が高く雑味がないので、毎日飲んでも飽きない優しい味わいです。アッサム種はコクがあるのでミルクとの相性も良いです。心もち薄めに淹れて、毎日の食事と合わせるのもおすすめ。渋みもえぐ味もありませんし、砂糖を入れてないのにほんのり甘く、すーっと身体に浸透します。

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中国茶の本場から
紅茶の本当のおいしさ、愉しみ方を伝えたい

台湾紅茶は、日本統治時代にインド・アッサム地方から阿薩姆(アッサム)種の苗木を導入して栽培が始まりました。

1年に渡るリサーチの末、店主が選び抜いたのは台湾東部、アミ族が暮らす花蓮縣瑞穂郷鶴岡村の紅茶でした。

緑茶(碧螺春・龍井)やジャスミン茶と同じく、近年は安価な輸入紅茶に市場を奪われ、高品質な鶴岡紅茶の製茶量は減り続けています。今では紅茶の転作として栽培が始まった鶴岡文旦の方が知名度では勝ってしまいました。

台湾茶にはよく知られた法則があります。よい茶葉は寝かせるほどに味がよくなり、わるい茶葉はますます劣化してきます。正しいロットを選べたかどうかは、その時は分からなくても、時間が経てば必ずはっきりします。

正しい熟成をによって、黒糖を彷彿とさせるほど甘くなり、味わいには円熟した厚みが感じられます。茶湯は良質なプーアル茶のような光沢のあるワインレッドです。また、安定感が高まることで煎を重ねることができます。円熟味の移ろいをお愉しみください。

安くても侮れない美味しさです。

お茶のデータ
商品名称 台湾紅茶・鶴岡茶区
たいわんこうちゃ・つるおかちゃく
生産地 花蓮縣瑞穂郷鶴岡村
茶樹の品種 阿薩姆(アッサム)
摘茶時期 2017年冬
茶園の海抜 300m
発酵度 全発酵(100%)+後発酵
烘焙程度
推奨茶器 磁器製の茶壺・急須、蓋碗、紅茶用ポット、マグカップ、グラス
茶葉の分量 茶壺・急須・蓋碗 → 5分の1弱
紅茶用ポット → スプーン1杯
マグカップ、グラス → スプーン0.5杯
お湯の温度 95~100℃前後
時間の目安
(95℃)
茶壺、急須 → 50秒
蓋碗、紅茶用ポット、マグカップ → 蓋をして60秒
(2煎目 -10秒、以降 +20秒ずつ)
台湾紅茶・鶴岡茶区の2つの楽しみ方

100度の熱湯で淹れる → 香りを楽しむならこの方法が一番です。苦味が出る心配はありません。他産地の紅茶と同じ要領で、茶器を十分に温めてから淹れてください。

95度の湯で淹れる → 火を止めて泡が消えるくらいの水温です。濃く淹れるとより上品な甘みが引き出され、牛乳との相性が増します。

ワンポイントアドバイス

東方美人を半量合わせて作るゼリーも美味しいですよ。東方美人の桃系の甘みと台湾紅茶~鶴岡茶区の深みがよくマッチします。濃い目のゼリーにレモンを効かせたシロップがよく合います。

よくある質問
台湾紅茶の新茶はいつ入りますか?
台湾紅茶の魅力は醸成です。砂糖を入れなくても甘く、ミルクに負けないコクが芽生えるのに2年以上かかります。熟成中のロットを確保していますが、発売はしばらく先になると思います。

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