みんちえんびーるーちゅん

2020明前碧螺春

台湾から春の便りが届きました。一番手は明前碧螺春です。今年も年に1度のチャンスを掴むことができました。

鮮緑色の中に初々しい新芽が輝きを放ちます。透明感に満ちた茶湯は、日本茶よりもキリッと澄んだ味わいです。ふわっとした釜炒りの香気、そして若草の余韻がやみつきになります。

台湾茶の1年を占う意味でも、毎年味わっておきたい緑茶です。

店主のコメント

初々しい白芽の輝きに目が釘付けになりました。2019年のように純度が高く、繊細さと厚みが両立した味わいです。そして適度なまろみが口じゅうを潤します。ここ数年でもトップレベルの素晴らしいロットです。

完売しました

ふんわりやわらかな釜炒り台湾緑茶
年に一度のおたのしみです

台湾の一年は明前碧螺春から始まります。

は「サファイア」、は「巻貝」を指します。清明節のことで、墓参りをして祖先を供養する日です。つまり、明前とは清明節よりも前という意味です。

台北縣三峡鎮は、台湾屈指の緑茶の産地。お茶の命である香りを醸成させやすい土地です。雨が多く、夏は暑すぎず冬は適度に気温が下がる気候条件と、小高い山に囲まれて霧が生じやすい地形条件が揃っています。

当店の明前碧螺春は無農薬栽培です。冬が明けたばかりの三峡茶区は気温が低く、整備の行き届いた茶園では病害虫は心配ありません。新芽を一芯二葉で摘み、軽く揉捻しました。

少しだけ冷ましたお湯で淹れて、やさしい旨み引き出しましょう。夏はアイスティーにも。夏を越えて落ち着いたら、高温で凛としたキレ味を立たせましょう。熱湯でも大丈夫です。

春の三峡は7~10日ごとに明前碧螺春が製茶できます。つまり明前碧螺春といっても、数多くのロットが存在します。遅いほど量は多くなりますが茶葉は硬くなります。飲料メーカーや大手コーヒーチェーンは、毎年ピークを過ぎてから動き出します。

当店は味・香りが最も優れた一番茶(初回製茶分)のみ扱います。一番茶の出回りと同時に品質鑑定を行い、最高の1ロットを確保します。そのため再入荷できません。完売次第、今年分の販売は終了です。

良質な明前碧螺春は、茶葉がふっくら色鮮やか、茶殻には光沢を帯びています。茶湯にたくさん浮かぶ産毛は、最も若く柔らかい先端の芽です。東方美人にもたくさん見られます。

店主が厳選した明前碧螺春で、台湾の春をお楽しみください。

お茶のデータ
商品名称 2020明前碧螺春
みんちえんびーるーちゅん
生産地 台北縣三峡鎮
茶樹の品種 黄柑
摘茶時期 2020年明前茶:3月中旬
茶園の海抜 200m~300m
発酵度 不発酵(緑茶)
烘焙程度
推奨茶器 磁器製の茶壺・急須、蓋碗、マグカップ、グラス
茶葉の分量 茶壺・急須・蓋碗 → 4分の1
マグカップ、グラス → スプーン1杯
お湯の温度 70~85℃前後
時間の目安
(80℃)
茶壺、急須 → 80秒
蓋碗、マグカップ、グラス → 蓋をして80秒
(2煎目 -15秒、以降 +20秒ずつ)
明前碧螺春の2つの楽しみ方

茶壺・急須で淹れる → 少しだけ冷ましたお湯がおすすめです。茶器はしっかり予熱しておきましょう。

蓋碗で淹れる → 茶葉を入れ、高めの位置からふちを滑らせるようにお湯を注ぎます。半分くらい飲んだらお湯をつぎ足します。味わいの変化をお愉しみください。

ワンポイントアドバイス

素焼の茶器は台湾緑茶の繊細な旨みを吸着します。磁器製がおすすめです。

よくある質問
明前碧螺春はなぜ明前茶にこだわるのですか?
清明節(4月5日ごろ)より前は気温が低く、新芽がゆっくり生長します。そのため滋味豊富なお茶となります。害虫も少なく、管理が行き届いた茶園では農薬も必要としません。

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