ゆうきてつみすいぎょく~2ねんじゅくちゃ

有機手摘翠玉・2年熟茶(凍頂茶区)

中国茶交流会で好評だった有機手摘翠玉が、新たな魅力を連れてきました。焙煎のタイミングは、茶葉との対話をたのしむうちに茶葉の方から教えてくれました。本当の話です。滋味密度をより深めることができました。

同じお茶を新旧で飲みくらべると、新茶の良さにも熟茶の良さにも気づきます。翠玉×熟成×焙煎は、これまでの実験の中でも学ぶことが多い組み合わせでした。

店長のコメント

完売しました
お気に入りに登録

中国茶交流会で一番人気の有機手摘翠玉
魅力を増して帰ってきました

比較画像をご覧ください。左が2010年冬茶、そして右が2012年11月に火入れしたものです。あれ?焙煎したのは茶湯が暗い左では?と思われるかもしれません。

左は家庭用に保管していたもので、開封後1年が経過しています。袋のチャックは閉じていてもじわじわ熟成が進んでいます。茶湯はほんのり赤みを呈しています。

右の茶葉は2010年から2年間、脱気状態で保存していたものです。大袋の中の少ない酸素で、先の茶葉よりもゆっくり熟成させました。こうして茶葉の安定度は高まり、再び火を入れることで美味しさが凝縮される条件が整いました。

今回の火入れの目的は、香りを付けるためではありません。最適な熟成具合で品質を固定化させるためです。そのため、仕上がった茶葉は見た目には大きな変化はありません。これは5年先、10年先と愉しむための大切な処理なのです。

2回目の火入れの後は3ヶ月ほど休ませて、茶湯の光沢と質感が際立ってきました。旨みが凝縮した証です。翠玉の爽やかで甘い品種香と、甘栗のようなほっくりした味わいが融合しました。熟成の旨味も加わって、浸透力のある柔らかな口当たりが誕生しました。

飲み頃を迎えましたのでお披露目します。一人でも多くの方に召し上がっていただきたい自信作です。

お茶のデータ
商品名称 有機手摘翠玉・2年熟茶(凍頂茶区)
ゆうきてつみすいぎょく~2ねんじゅくちゃ
生産地 南投縣鹿谷郷
茶樹の品種 翠玉
摘茶時期 2010年10月上旬
茶園の海抜 700~800m
発酵度 軽発酵+後発酵
烘焙程度 軽めの中焙煎
推奨茶器 陶土製の茶壺・急須、蓋碗、マグカップ、グラス
茶葉の分量 茶壺 → 5分の1
テイスティングカップ → 底が隠れる程度
お湯の温度 98℃前後
時間の目安
(95-100℃)
茶壺・急須・蓋碗 → 50秒
蓋碗、マグカップ、グラス → 蓋をして60秒
(2煎目 -5秒、以降 +10秒ずつ)
有機手摘翠玉・2年熟茶(凍頂茶区)の2つの楽しみ方

95℃の熱湯で淹れる → 全ての茶器を充分温めてから、少し高い位置からお湯をゆっくり回しかけ、蓋をして蒸らします。茶杯に入っているお湯もかけてあげると、茶器の温度が下がらず、茶葉の開きがよくなります。

マグカップで淹れる → 先に熱湯でカップを1分以上温めておきましょう。淹れるときは皿などで蓋をすると、茶葉がよく蒸れて香りがアップします。

ワンポイントアドバイス

熟茶は固く締まっているので、茶葉の量は控えめに。1煎目の雫しっかり出しきることが煎を長く楽しむコツです。